訪問看護ステーション城西
2016年08月22日
訪問看護の夏
毎日、暑い日が続いていますね訪問看護ステーション城西です
屋外では熱中症に注意される方が多いですが、
屋内での熱中症が多いことはご存知でしたか?
高齢者の方は冷房使用には消極的である方が多く、感覚機能低下で暑さを感じない方が多いので、訪問看護・ヘルパーではこの時期では特に熱中症予防に力を入れております
訪問先でこんな光景に時折、遭遇します
・クーラー使用なく、部屋の窓や、戸を締め切り汗ばまれている
・暑いと感じていても、頻回なトイレが心配で水分摂取が少ない
・電気毛布がついている
お話を伺ってみると「電気代がもったいない」「暑くないしクーラーが苦手」「喉が渇いていない」個人で様々違いますが、微熱や尿回数減少などの症状がでている時もあり 説明して室温調整や水分をとるなら水よりも経口補水液を勧めたりと熱中症対策や工夫の必要性をお話しております。
こんな暑さが続くと、大好きな訪問も暑さと日焼けに負けない気合をいれて出発しないといけないですが、嬉しい発見もありまして。。。
事務所玄関で何やら鳥の鳴き声がよくきこえるなぁと思ったら
熱い中、親子で頑張っておられます 数日後には無事に巣立っていかれました
もう一枚は。。。 何やら目線を感じると、
猫ちゃんがみんな同じ格好で並んでいるという奇跡的な場面に遭遇
ついつい笑ってしまい、暑さも一瞬忘れる事ができました
2016年07月09日
お花活け
こんにちは!
これは 池坊の立花新風体 という活け方だそうです
実は事務スタッフがいつもきれいに活けてくれるので、入居者のみなさんはもちろん、他のスタッフも足を止めてご覧になられています。
美しい花々を楽しむゆとりを持ちたいですね
「ファインテラスせいじの」の1階ロビーに展示しています。
是非、お時間あればお立ち寄り下さい
2016年05月30日
震災を越えて迎えた誕生日
こんにちは
訪問看護ステーション城西です
先日、訪問先で「これ、あげるー」と新聞の切り抜きを
利用者Y様より頂きました。
ある新聞の日曜版に詩が掲載されたとの事。すごいです
『 生きる力 』
20年心臓病と伴に生きている
昨年6月重篤な病状となり
家族、兄弟が呼ばれて
余命1ヶ月の告知を受けた
国立循環器センターで
最先端の治療を受ける選択もできたが
家族と静かに過ごす自宅療養を選んだ
命の炎は埋み火のように消えない
毎日、訪問看護師が病状の管理をしてくれ
「さくらを観ましょうね」と励ましてくれる
妻は「私のために生きてね」と心の言葉で
私に力をくれる
子供たちも単調な私の日々を
そっと見守ってくれる
余命告知からやがて1年になる
私に係わってくれる皆の力が
生きる力の泉を満たしてくれる
窓から見える木々の芽吹きにも癒され
全ての存在に感謝の心が湧き出してくれる
明日も生きよう
Y様との出会いから本当に様々な事がありましたが、
毎朝のご自身での尿量や体重など記入する体調管理、
今後の治療・医療に関しての意思表示、
安定され単調にみえる毎日からでも
1日1日の生命力を感じずにはいれません
ご家族への深い愛情を感じ日々、
沢山の事を学ばせて頂いています。
訪問看護スタッフ一同、Y様との出会いに感謝し、
5月11日のお誕生日にささやかながら
お祝い色紙を贈らせていただきました!
余命1ヶ月の告知を受けたけれど、クリスマス、お正月、桜。。。
そしてあの熊本震災を乗り越えて迎えた、
目標であった誕生日 本当におめでとうございます
次は、何を目標に一緒に頑張りましょうかー